【ゆいレールだけで観光】今年で開業20周年!沖縄都市モノレール「ゆいレール」とは?
ハイサイ!くりまスタッフのサンボです。
「ゆいレール」は、那覇空港駅からてだこ浦西駅を結ぶ沖縄唯一のモノレールで、2023年8月10日で開業 20周年を迎えます。
那覇空港の国内線ターミナルと直結しており、観光スポットに近い停車駅も多いため、沖縄観光の移動手段としてもおすすめです。
今回は、沖縄都市モノレール「ゆいレール」について紹介します。
ゆいレールの駅から近いおすすめ観光スポットも取り上げますので、沖縄旅行の最終日はモノレールだけで観光してみてはいかがでしょうか。
1.「ゆいレール」ってどんな乗り物?
県民の足となる手段を自家用車や路線バスと、道路のみに頼っていた沖縄県では、慢性的な交通渋滞が発生していました。
そこで、交通渋滞の影響を受けない公共交通サービスとして開業されたのがゆいレールです。
開業以来、通勤・通学はもちろん、観光スポットへの移動手段としても重要な役割を果たしています。
開業から20周年を迎える今年、需要増加のために8月10日から3両編成車両の運行開始が発表されました。
ゆいレールについてもう少し掘り下げてみます。
ゆいレールとは
ゆいレールの「ゆい」は、ゆいまーるの「結」にちなんで名づけられ、人と人とを結ぶという意味が込められているそうです。
停車駅が19駅で総延長17kmあるゆいレールは、始発駅から終着駅まで片道約40分で走行しており、約10分間隔で運行しています。
ゆいレールの車両デザインコンセプトは「21世紀にふさわしい、沖縄の持つ豊かな地域性と国際性を活かした車両デザイン」です。
沖縄を象徴する色として首里城の赤をラインとして配色されており、黒からグレーヘの色彩の変化により車体を軽く長く見せています。
客室は白を基調とし、窓枠は黒・切妻部はイエローと明快な色合いで、すっきりとした雰囲気です。今回3両編成により、大型荷物置場も設置され、観光客の方の荷物も置きやすくなるようです。
ゆいレールのゆるキャラ知ってる?
-画像-ゆいレールホームページより-ゆいレールにも開業10周年を迎える2013年にゆるキャラが誕生しました。
その名も「ゆっぴー」。
つぶらな瞳が愛らしく、誕生から1年した2014年には1歳のお誕生日も開催され、みんなに愛されているマスコットです。
【プロフィール】
名前:ゆっぴー
誕生日:8月10日
年 齢:永遠の1才
性別:不詳
血液型:環境に優しいECO(イーシーオー)型
体重:ひ・み・つ♡
将来の夢:みんなの笑顔を運ぶ天使、「運天使」にな ること
乗るほどお得! ゆいレールの「1日フリー乗車券」
ゆいレールは、駅で販売されている切符や主要な交通系ICカードを使って乗車できます。
しかし、旅行中何度も乗車するのであれば、ゆいレールの「1日フリー乗車券」を使うのがおすすめです。
1日フリー乗車券は、購入から24時間ゆいレール全駅で何度も乗り降りできる乗車券です。
ゆいレール各駅の券売機や窓口で購入できます。
また、フリー乗車券を提示することで割引になる施設も多数あります。
「1日に何度もゆいレールを使う」「ゆいレールを使って観光スポットに行く」といった予定があれば、ぜひ1日フリー乗車券をご利用ください。
2.ゆいレールを使ったおすすめ観光スポット
ゆいレールの駅から行くことが出来るおすすめの観光スポットをご紹介します。
県庁前駅(国際通りの入り口・波の上ビーチ)
県庁前駅を降りてすぐ、目の前に広がる大きな通りが国際通りです。
「人に優しい街・歩いて楽しい街」をコンセプトとしており、食・買い物・アクティビティ・宿泊と、幅広いジャンルのお店が多数集まっています。
そして、那覇市内のビーチといえば波の上ビーチ!
県庁前駅から徒歩15分程の場所にあるビーチです。
海水浴はもちろん、ダイビング・シュノーケリング・カヤックなどのアクティビティも楽しめます。
隣接する波上宮(波の上神社)もおすすめの観光スポットです。
美栄橋駅(第一牧志公設市場)
「沖縄の台所」「那覇の胃袋」と呼ばれる、沖縄県の食材が一堂に集まる歴史ある第一牧志公設市場。
市場内に入ると、色鮮やかな魚が目につきます。
豚肉は「鳴き声以外食べる」といわれ、ミミガー(豚の耳の皮)やチラガー(豚の顔の皮)など、一見ビックリするかたちで売られています。
ほかにも、マンゴーやパイナップルなどの南国フルーツ、ゴーヤーや島らっきょうなどの島野菜も販売されています。
市場特有の匂いも含めて、五感で沖縄の食を感じてみてはいかがでしょうか。
牧志駅(やちむん通り・焼物博物館)
アーケード街(平和通り)を抜けると、そこは焼物の街、壺屋やちむん通りです。
通りには琉球石灰岩が約400mにわたり敷き詰められ、陶芸工房や直売店、ギャラリーが20件ほど軒を連ねています。
やちむんとは沖縄で「焼物」を意味する言葉で、さらに深くやちむんについて知りたい人には、やちむんの歴史が学べる「那覇市立壺屋焼物博物館」もおすすめです。
安里駅(栄町市場)
昭和のレトロな雰囲気がそのまま残り、タイムスリップしたかのような栄町市場。
迷路みたいに細い路地が入り組んだ商店街には、青果精肉店・豆腐店・洋裁店などがひしめきあい、看板娘の元気なおばぁーが出迎えてくれますよ。
私のおばぁーもこの栄町で総菜店を営んでいました。
幼いころは一人で歩くと迷ってしまい、違うお店のおばぁーに助けを求めたものです。
夜になると飲み屋街に変わり、大小たくさんのお店が立ち並びます。ハシゴ酒を楽しむのならディープな街、栄町市場に決まり!
おもろまち駅(沖縄県立博物館・美術館・DFS)
ショッピングするならこちら!駅と連絡通路で直結したDFSギャラリア・沖縄。
さらに約10分程歩くと、県内最大級の博物館・美術館があります。
沖縄の自然、歴史、文化、芸術を同時に楽しめる施設です。
「ふれあい体験室」では、37の体験キットを用いて、沖縄の「自然のしくみ」や「先人の知恵」を、実際に手に取って楽しみながら学ぶことができます。
・首里駅(首里城公園・首里金城町石畳道)
首里城は沖縄の歴史・文化を象徴する大規模なお城で、かつての琉球王国国王の居城です。
首里城公園は首里城正殿を中心とした総合公園であり、歴史的建造物や史跡が多数散在しています。
首里駅から首里城公園守礼門まで徒歩15分程度です。
さらにその先まで足を延ばして、沖縄らしい風情ある古道「金城町石畳道」を散策してみてはいかがでしょうか。
琉球王朝時代に整備され、琉球石灰岩でできた石畳は238mにわたります。
戦火を免れて残った石畳道は、古き良き琉球文化の風情を感じさせます。
浦添前田駅(浦添城跡)
駅から徒歩約20分ほどで行けるのが、首里城以前の琉球王国の舞台となったグスク、浦添城跡です。
英祖王と尚寧王が葬られている墓の「浦添ようどれ」や、首里城までの道を整備した石畳の道も見ることができます。
グスクのある丘陵は前田高地と呼ばれ、映画『ハクソー・リッジ』(2016年)の舞台となりました。
3.さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回、ゆいレールの特徴や、駅からアクセスしやすいおすすめの観光スポットを紹介しました。
県民の足となるゆいレールですが、観光でも利用したいポイントが沢山あります。
ゆいレール周辺には高いビルも少ないため、車窓からは沖縄らしいステキな景色を眺めることが出来ます。
また、各駅到着前に流れるチャイムには沖縄民謡などが使用されているので、沖縄の独特な音楽も楽しめます。
レンタカーだと、土地勘に慣れていない那覇市内で駐車場を探すのも大変ですし、沖縄の美味しいお酒を飲むことも出来ませんね・・・
お得なフリー乗車券もあるので、たくさんの観光スポットに行きたいときにぴったりです。
移動するだけの手段としてだけではない楽しいゆいレールで、観光地までの移動時間を快適に過ごしてくれたら嬉しいです。
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