【今年はいつ開催?】沖縄の一大イベント!2023年那覇大綱挽まつり
-画像-那覇大綱挽まつり実行委員会事務局 より-
那覇大綱挽まつりは秋の風物詩の伝統文化イベント!
「那覇ハーリー」「琉球王朝祭(首里城祭)と並んで、『那覇三大祭り』とも呼ばれ、毎年約28万人もの見物人が訪れる大きなお祭りです。
今年は各地の綱引きも復活し、那覇大綱引きも4年ぶりの通常開催となります。
大綱挽まつりについてその魅力にせまり、2023年度の開催情報についてご紹介します!
この記事を読んで那覇大綱挽を存分に楽しんでくれたら嬉しいです!
1.ギネスブックにも認定!那覇大綱挽とは?
那覇大綱挽とは琉球王国時代の那覇四町綱の伝統を引き継ぐ、長い歴史を有する沖縄最大の伝統文化催事です。
そして、1995年にはギネスブックに「世界一のわら綱」と認定されています。
その始まり、歴史について調べてみました。
那覇大綱挽のはじまり
-画像-那覇市歴史博物館 より-那覇の大綱挽は、都市の発展と共に成立してきたものだといわれています。
今の那覇市周辺は、かつて島々が点在する海でした。
一番大きな島は「浮島」と呼ばれ、主に中国をはじめとする各国との貿易の中心地となっていました。
交易の発展と共に成長した島は、やがて那覇四町(なはゆまち)と呼ばれる都市へと成長しました。
「四つの町」と書くように、当時の那覇は西村、東村、若狭町村、泉崎村から成り、この4つの町で「那覇四町綱」が行われるようになったのが、現在の大綱挽の源流とされています。
琉球王国時代においては、重要な祝い事や中国からの使者である冊封使をおもてなしするための重要な催しものでもありました。
明治期以降も活発に行われていましたが、1935年(昭和10年)に行われたのを最後に途絶えていたそうです。
復活を遂げたのは、戦後、沖縄返還の前年となる1971年、当時の那覇市長により市制50周年記念事業として「10・10那覇空襲」の日に開催されました。以来、那覇市の一大イベントになりました。
綱を挽くワケとは?
元々、沖縄では古くから雨乞いや豊作を祈願して綱引きを行う文化があったそうです。
農村地の綱引きに対し、那覇大綱挽は町方(都市)の綱として、交易都市那覇を象徴した大規模な綱挽となっています。
現在では、綱挽参加者は、平和安寧・市民繁栄・商売繁盛・家庭円満・子宝などの幸福を願って綱を挽き、この大綱を挽くことが繁栄・幸福・団結をはかるための欠かせないコミュニケーションのひとつとなっています。
そして大綱挽終了後、参加者は縁起物として手綱などの一部を持ち帰ることができます。
この綱は「嘉例綱(かりーつな)」とも呼ばれ、綱を持ち帰ると、平和・幸福・繁栄をもたらすと言われています。
昨年は新型コロナウイルスの影響により持ち帰ることが出来ませんでしたが、今年は持って帰ることが出来るといいですね~
2.那覇大綱挽まつり 綱挽前にも見どころがたくさん!
綱引きをするのは国道58号線!
大綱引きは那覇市の中心部、県庁すぐそばの国道58号線、久茂地くもじの交差点で行われます。
もちろん交通規制され全車線をたっぷり利用して行われます。
このとき中央分離帯は撤去されるんです!
なんと中央分離帯が綱引きのために取り外し可能になってるんですよ~
中央分離帯が着脱できるのは日本でここだけ、そしてこの日だけ!さすがギネス認定の大きさ!
中央分離帯が外された国道58号線を見るのも、ひそかな見どころです。
旗頭行列(はたがしらぎょうれつ、うふんなすねーい)
綱引きの前には大綱挽を応援する為、那覇市内の各地域から代表に選ばれた男性が集まり、「旗頭(はたがしら)」と呼ばれるのぼり旗を持って行進します。
旗頭(はたがしら)は各地域のシンボル、または守り神とされている旗で、図柄や文字はそれぞれの地域の繁栄を祈って考案、制作されています。
現在、那覇大綱挽保存会登録の旗は東が7旗、西が7旗と全部で14旗です。
黒装束の「むむぬちはんたー(股引半套)」を纏った「にーせーたー(青年たち)」たちが勇壮に旗めかせます。
旗頭は、勇壮、華麗、優美、荘重とその形や色彩を争い、大旗の旗字は、古今の名著から取った句柄が大書され、町や村興しの目標ともなっています。
3.今年の那覇大綱挽まつりの開催について
-画像-那覇市大綱挽き保存会 より-第53回「那覇大綱挽まつり」が、10月7日(土)から10月9日(月)の3日間にわたり開催されます。
メインとなる「旗頭行列・那覇大綱挽」は8日(日)に行われ、「2023那覇大綱挽まつりRBC市民フェスティバル」が3日間とおして開催されます。
第53回那覇大綱挽まつり 開催概要
旗頭行列
日時:10月8日(日)11:30~14:00
場所:国際通り
那覇大綱挽
日時:10月8日(日)14:30~19:00
場所:国道58号線久茂地交差点
市民フェスティバル
日時:10月7日(土)~10月9日(月)
場所:奥武山総合運動公園
詳しくは那覇市ホームページやRBCホームページ をご確認下さい
まつり期間中の交通規制について
那覇大綱挽まつり実施に伴い下記の通り交通規制を行います。
お越しの際には気を付けて下さい
令和5年10月8日(日)
➀国際通り(安里三叉路~パレット久茂地前交差点)・・・11時半~14時
➁国道58号線(松山交差点~泉崎交差点)・・・14時半~19時
交通規制もあり、近くのパーキングはすぐに満車になってしまうことが予想されます。
那覇大綱引きは観光客の方もアクセスしやすい場所、沖縄モノレール県庁前駅からすぐの久茂地交差点付近を中心に行われ、バスターミナルからも歩いていけます。
当日はモノレールやバス等公共交通機関でお越しいただくのが確実かもしれません。
今年は制限なし!大綱を挽いてみませんか?
今年は綱引きに自由に参加することが出来ます
巨大な綱には、ムカデの足のように手綱がたくさん付いていて、誰でも挽くことが出来ますが・・・実際には人が多すぎて綱に近寄るのには覚悟がいります!
多少の押合い圧し合いがありますので、その辺の覚悟は必要かと思います。
実際、私はあの人の多さを見てビビッてしまい未だ参加したことはありません・・・
また、小さなお子様連れの方、妊婦さん、ハイヒールを履いての大綱挽への参加・観戦は危険が伴いますので見合わせた方がいいかもしれません。
まだまだ暑い沖縄!参加の際には水分補給と休憩をはさみながら、日射病や熱中症に十分気をつけましょう。
4.さいごに
今回は沖縄の秋の風物詩那覇大綱挽についてでした。
全長186メートル、綱の直径は1.86メートル、総重量は約40トンの「世界一のわら綱」の綱挽きは毎年テレビ中継もされ、県民はその勝敗を見守っています。
しかし、県民である私こそ足腰がダメになる前に一度世界一のわら綱を挽いてみたいものです。
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