【4年ぶりに開催】夏の到来を知らせる沖縄の伝統祭り「ハーリー」の魅力に迫る!

 

今年、4年ぶりに那覇ハーリーが5月3日から5日までの3日間、那覇港新港ふ頭で開催されます!

2020年から2022年まで新型コロナウイルスの影響で中止されていたため、ここ数年はなんだか寂しい夏の始まりでした。
『ハーリーの鉦の音が鳴ると梅雨が明ける』と言われており、県民にとって夏の到来を知らせてくれる行事なのです。
ハーリーとはどのようなお祭りでしょうか、その魅力に迫ります。

記事後半では、沖縄の本格的な夏を乗りきるアイテムも紹介します。

1.ハーリーとはどんな行事?いつから始まった?

ハーリーとは何?

本来ハーリーとは、海の神様へ航海の安全と豊漁を祈願をするための御願行事とされています。
御願行事とは、感謝や祈りを込めて神仏や先祖などをまつる行事、祭礼の事です。

旧暦5月4日(ユッカヌヒー)に行われ、沖縄各地の漁港で船を漕ぎ競い合います。
海に囲まれた島国のうちなんちゅにとって、生活には欠かせない必然的で大切な行事なんですね。


ハーリーの歴史や由来

今から600年前の琉球王朝時代に、中国から伝来したと言われていますが、誰がどう伝えたのかは様々な説がありそうでした。

一説によると中国にある爬竜船(はりゅうせん)を真似て作り、速さを競い合う競漕だったといわれています。
その「はりゅう」がなまって「ハーリー」となったそうです。

琉球王国の国家的行事として栄えましたが、廃藩置県(1879年)で一度廃止されている歴史がありました。
その後復活したのは本土復帰後、記念事業として開催され、以降沖縄を代表するイベントとなりました。

こうした背景からずっと行われていた行事ではなかったようです。
うちなーの世からやまとの世、そしてアメリカの世を経た沖縄の歴史と重なります。


2.ハーリーのみどころ・魅力

ハーリーの魅力はなんと言ってもハーリー船の色鮮やかな船と乗船している筋肉隆々な海人(うみんちゅ)達!
白熱する競漕は、見ているこちらも手に汗握り身を乗り出して応援しちゃいます。

是非ハーリーの船と船員たちにご注目あれ!

ハーリー船の種類

爬龍船(はりゅうせん)

那覇ハーリーで使われる色鮮やかな船です。
舳先に竜頭、艫に竜美尾の装飾がされ、全長14.5メートルの大型の船で、40名ほども乗り込めます。

大きな船に乗り込んだ漕ぎ手がリズムをあわせて動く櫂は手足にも見え、その姿はまるで龍が海を泳いでいるようにも感じられます。

サバニ

サバニは沖縄の伝統的な小型漁船で、那覇以外の地域ではこのサバニに装飾をして使用します。

爬龍船よりは規模が小さく、10~12名が乗船します。
小ぶりで乗船人数が少ないので小回りが利き、そのスピード感は那覇ハーリーにも負けない迫力あるレースになります。


船員の役割

その地域によってハーリーの中身や編成も異なりますが、大体この役割となっています。

【漕ぎ手】 エーク(船を漕ぐ櫂)を持って力を合わせて漕ぎ、前へ進めます。

【鐘打ち】 鐘打ちが鳴らす鐘のリズムに合わせて、漕ぎ手は漕ぐタイミングを合わせます。

【舵取り】 爬竜船の進行方向を操ります。レースのUターン時などは腕の見せどころです。

【旗持ち】 船頭や舟上で旗を持ち乗船、掛け声とともに漕ぎ手の士気を高めます。

3.県内各地のハーリーを紹介

那覇ハーリーは爬龍船を使ったハーリーが特徴ですが、県内各地の漁港でも地域の特性あるハーリーが行われています。
ほんの一部ですが、各地域の特徴あるハーリーを紹介します。

糸満ハーレー

沖縄県本島の最南端にある糸満は昔から漁業が盛んで、神事性や伝統を重んじる昔ながらのハーリーの儀式を残しています。
一般的に「ハーリー」と呼ばれていますが、方言の大切さと伝統を重んじ、行事本来の名称で「ハーレー」を使用しています。

また糸満ハーレーは、他の地域が週末やゴールデンウイークに開催することが多い中、旧暦の5月4日に行われます。
幼少期に糸満で暮らしていた私は、平日にも関わらずハーレーに参加する友達が学校を休んだり途中下校するのをうらやましく思っていました。
実際、参加するの大変だったと思います・・・。

地域を挙げての行事なので、糸満市内の会社は休日にするところもあるぐらいです。

さらにシーズンの開幕はその1週間前で、早朝5時に糸満市町端区にある高台山巓毛(さんてぃんもう)のハーレー鉦(かね)が打ち鳴らされることで告げられます。(写真は山巓毛です)

また糸満ハーレーでは競漕だけでなく、アヒル獲りなども開催されていました。
幼少期は『このにぃにぃ達!普通に捕まえるのは難しいのに、海にいるアヒルを泳ぎながら捕まえるなんて凄すぎる!』と思いながらその競技を見ていました。

現在では動物愛護団体から問題視され、廃止されているようです。

このアヒル獲りも中国から伝わったとされ、伝統を重んじた糸満ハーレーならではの競技だったと思います。
しかし、地元以外の人々によって中止に追い込まれるなんて、少し悲しいですね。

時代の変化によって伝統を残す方法も変えていかないといけないということでしょうか。

地元だったので少し長くなってしまいました~。


豊見城ハーリー

豊見城はハーリー発祥の地と言われており、約600年前に豊見城城主の汪応祖が中国からハーリーを伝えたとされています。
豊見城ではハーリー関連のイベントが年に2度行われます。

4月下旬から5月上旬にかけて字(あざ)豊見城・字嘉数・字根差部・字真玉橋からノロや神人(祭祀を司る神女)が集まり、祭祀としてハーリー由来まつりが行われています。
豊見城城址にて御願と御供えをして、那覇ハーリーと豊見城ハーリーの成功とともに五穀豊穣を祈願します。

そして7月中旬から8月初旬には豊見城ハーリー大会が行われ、市民ハーリーでは小学生や中学生対抗の競漕、また職域別の競漕も見られます。


港川ハーレー

港川集落では、毎年旧暦の5月4日に行われます。
港川は元々、糸満の海人が移り住んだ村なので、糸満と同じく「ハーレー」と呼んでいます。

集落の拝所にて祈りをささげ、ハーレーが始まります。
ハーレーが終わった午後からは、全島角力大会も開催されます。
角力とは、沖縄すもうのことで、県内各地からの猛者が集まり競漕とは違った盛り上がりを見せています。

朝ドラ「ちむどんどん」でもにぃにぃが砂浜でしていましたね。


北部のハーリー

名護市では、名護市長杯争奪ハーリー大会が例年8月上旬に行われています。
例年なら、180チーム程参加して繰り広げられる名護市長杯争奪全島ハーリー大会。
今年の大会詳細は未発表ですが、3艇での予選を行いタイムレースで約半数に絞られます。
本戦はトーナメント大会になっていて、白熱すること間違いなしです。

本部町健堅区の浜崎港では健堅ハーリーが行われています。
健堅のハーリーは約80年前から行われているという歴史ある行事で、3年に一度の区外のチームが招待される「招待ハーリー」大会があるそうです。

大宜味村では旧盆明け初の亥(い)の日に「塩屋湾のウンガミ(海神祭)」が行われています。
塩屋湾のウンガミは古式をよく留めており、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

五穀豊穣・無病息災を祈願し、海だけでなく山の神様にも感謝を捧げる祭りです。

そのなかで行われている御願バーリーでは、競漕する男性たちを各集落の女性たちが腰まで海に浸かりながら声援を送り迎えます。
大宜見村でしか見られない光景です。


離島のハーリー

渡嘉敷村の渡嘉敷区では、旧暦3月4日に「浜下(はまう)り」行事と併せて開かれるのが恒例のようです。

渡名喜村ハーリーでは島の周囲を漁船でまわる漁船パレードや、大漁の魚に見立ててお菓子をまくマングシの他、各字に分かれて競漕が行われるそうです。

伊江村では「ハーリー」のことを「パーリ」といい、大口漁港で海人や中学生による競漕、一般競漕など多くの人が参加して賑わいます。

石垣島では石垣漁港・白保船着場・船越(フナクヤ)漁港の地区で、それぞれの伝統を受け継いだハーリー祭行が行われます。


4.沖縄の暑い夏を乗りきれ!必須アイテムを紹介!

夏の訪れを告げるハーリーがきたら、まず気を付けないといけないのが熱中症!!
野外のイベントに参加したり、海水浴や公園にも持っていってほしいアイテムがこちら!
甘い飴につつまれた梅が徐々に優しいすっぱさを出してくるのは病みつきになる味~
ぜひお試しあれ


スッパイマン梅キャンディー

梅のクエン酸で抵抗力アップ、疲労回復!
梅干しは熱中症対策に必要な『食塩』、『クエン酸ナトリウム』、『塩化カリウム』が全て含まれている食べ物です。



5.さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました!
例年各地で大盛り上がりのハーリーは、コロナの影響で規模が縮小されたり中止になったりしていました。
今年は那覇ハーリー以外開催はまだ発表されていませんが、那覇ハーリーを皮切りに各地でも通常通りのハーリーが行われることを願います。

紹介したのはほんの一部で、ハーリーはたくさんの地域で開催されています。
各地開催日が違う日もあるので、この夏はハーリーのハシゴなんてのもいいですね。

沖縄県民の私にとってハーリーは、出店が立ち並び、ステージでイベントが行われ、最後の夜には花火が上がるので、いわゆる地域の”お祭り”いう認識でした。
今回、調べてみて本来の意味を知ることができ、沖縄の辿った歴史に翻弄されたこの伝統行事を、途絶えることなく受け継がれるよう大切にしていきたいと思いました。



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