【本場の味をあなたの食卓に】沖縄グルメの大定番♪沖縄そばの魅力を発見!
沖縄県民にとってのソウルフードである沖縄そば!
普段からよく自宅やお店でよく食べられており、年末の年越し蕎麦も沖縄そばを食べる人がほとんどです。
蕎麦粉ではなく、小麦粉を使用しているため太くて強いコシが特徴の沖縄そばは、原料・製法が一般的な蕎麦とは大きく異なります。
一口に沖縄そばと言っても地域によって麺の形状などに違いがあり、とても奥深いのです。
今回はそんな沖縄そばについて詳しく解説します。
沖縄そばについて更に詳しく知って、お家でも沖縄そばを堪能してくれたらうれしいです。
1.沖縄そばのはじまりは?
沖縄そばは、本土の蕎麦粉を使用したお蕎麦と違い、小麦粉を使用した麺になります。
そのため、太くてコシがあり色も白っぽいので、初めて見た方は『うどん?』と勘違いするかもしれません。
なぜ、小麦粉を使用したそばが出来たのか、その歴史についてひも解いてみましょう。
沖縄そばの歴史
沖縄そばの歴史は琉球王国時代にはじまります。
中国の「琉球交流史」によると、1534年に琉球王の四十九日供養に「粉湯(中国語で、汁そばの意味)」を献上したとあり、それが沖縄そばの原形とされています。
この四十九日のお供え物であった「粉湯」がいつしか宮廷料理となり、明治時代には富裕層に、第二次世界大戦終結後には庶民にも広まりました。
こうして小麦粉を使用した麺が沖縄独自の麺料理へ発展しました。
特に戦後には、アメリカの影響で豚肉の普及が進み、豚肉の入った今のスタイルが確立されたようです。
沖縄そばも沖縄の歩みと同じく、時代に合わせた変化があったのですね。
おきなわラーメンになっていたかも!?
毎年10月17日は「沖縄そばの日」です。
その由来は1978年10月17日に、公式に「沖縄そば」という名称が認可されたことにあります。
この名称は一度消滅の危機にさらされました!
沖縄が本土復帰を果たして4年が経った1976年、公正取引委員会から「蕎麦粉で作られてない沖縄そばは、『そば』と表示してはならない」というあるクレームが入りました。
『そば』という名称を表示するには、原料の蕎麦粉を三割以上使用していることが条件だったのです。
小麦粉を使った麺は中華麺に属することから『沖縄風中華麺』と称されるというのです!!
琉球王朝の時代からの歴史をもつ『沖縄そば』の名称を変えるわけにはいかない!
と立ち上がったのが、沖縄生麺協同組合を中心とした人々でした。
彼らは直接東京の本庁へ雪が降る日も足繁く通い、数か月にわたる交渉を続け、1978年10月17日公正取引委員会により『沖縄そば』という名称が認定されました。
その日を記念し、1997年から毎年10日17日を「沖縄そばの日」と制定されました。
沖縄に生まれ育った私たちが当たり前のように『沖縄そば』と呼んでいたこの名称には、熱い思いを持つ人々の努力によって守られた名称だったとは・・・感慨深いものです。
これからはもっと先人に感謝しながら、沖縄そばを楽しみたいと思いました。
2.沖縄そばの具材
沖縄そばの具材には定番ものから、お店や地域によって多様でバラエティに富んでいます。
定番沖縄そば
定番の沖縄そばは、一般的には以下のような具材が入っています。
・豚肉(三枚肉orソーキ)
三枚肉は甘辛くじっくり煮込んだ豚バラ肉。柔らかくてジューシーです。
ソーキは豚のスペアリブで、骨付き肉の噛みごたえがあります。
豚肉は沖縄そばには欠かせない具材です。
・かまぼこ
沖縄のかまぼこは魚のすり身を揚げたものが一般的で、県外ではさつま揚げに近いです。
地域によって様々な種類があります。
・島ネギ
刻みネギがたっぷりと乗せられます。
シャキシャキした食感がアクセントで、香りを生かすために切りたてを使う店もあります。
・紅生姜
色どりもきれいな紅生姜。
ピリッとした辛みがスープと麺に良いバランスをもたらします。
これらの食材は沖縄そばに必ずといっていいほど使われる具材です。
実は私は紅生姜が苦手なので、注文の際に伝えておきます。お好みで自分で乗せるお店もありますよ。
変わり種そば
定番の他にもお店や地域によってさまざまな具材があります。
・ゆし豆腐
豆乳が固まり始めたふわふわな状態のもの。見た目はおぼろ豆腐に近いかもしれません。
・昆布
結び昆布や、細く刻んだ昆布など、お店によって特徴があります。
・足てびち
豚足をトロトロになるまで煮て味つけをしたもの。
プルプルとした食感はコラーゲンたっぷりでお肌もプルプルになりそうですよ~
・アーサー
あおさのこと。磯の風味が沖縄の海を連想させ、スープまでペロリいけちゃいます。
・卵焼き
錦糸卵のように細いものや、平たく焼いた卵焼きが乗っているお店もあります。
その他にも野菜チャンプルー、レタス、チキンカツ、冷やし沖縄そばなどなど、 沖縄には沢山のおそば屋さんがあり、そのお店の特徴的な具材があります。
自分の行きつけのお店を探すのも楽しいですよね!
3.地域によって違う沖縄そば!くりまでも販売!
沖縄そばには12の定義があり、そのどれか1つが欠けても沖縄そばとは呼べないそうです。
しかし、その形状には特別な決まりがありません。そのため、地域によって麺や特徴に違いが生まれました。
くりまでも販売している各地域の「そば」は、麺の形状によって食感や味わいが異なるのでぜひさまざまな種類を食べ比べてみてください。
本島中南部~沖縄そば~
波打った形状の縮れ麺で、この形状がよく出汁に絡むので一般的に好まれています。
どのそばにするか迷ったら、とりあえずこの麵がおススメ!!
本島北部~やんばるそば~
-画像-名護市写真提供-帯のような形が特徴の平たい麺で、固めのもちっとした食感です。
食べ応えのある平麺は、沖縄そばのなかで一番!!
平麺と鰹だしがきいた濃い目のスープがやみつきになります。
八重山地方~八重山そば~
縮れのない細めのストレート麺が用いられ、麺の断面が丸いのが特徴。
食べやすい形状でスルスルとすすりやすく、豚肉は細切りにされています。
八重山そばにはピパーチという香辛料(島胡椒)を入れるのが特徴です。
宮古地方~宮古そば~
麺は縮れのない平麺でやんばるそばより細めになっています。
本来は具を麺の下に隠してしまうのが最大の特徴でしたが、今では上にのっているお店がほとんどです。
4.すぐ食べられる沖縄そばセットでおうち沖縄そば!
くりまでは届いてすぐに調理できるセットも販売しています。
お試し沖縄そばをしたい方、旅行で食べた沖縄そばをもう一度!!という方は是非お試しください。
◎お召し上がり方◎
鍋に3リットル程度の湯を沸騰させ、1食分の麺をほぐしながら入れ、3分半~4分半程度ゆでます。
だしは容器に入れ、250ccの熱湯でのばしておきます。
容器に湯で上がった麺を入れ、セットの具材、お好みによりかまぼこ、ねぎ、錦糸卵等、盛り付けますと一層美味しくいただけます。
5.さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
「沖縄そば」といってもたくさんの種類と特徴があり、その奥深さが良くわかりました。
また、「沖縄そば」という名称にもあんな秘密があったなんて驚きです。
多様な麺があることは知ってはいましたが、改めてその特徴を知ることが出来ました。
これからは、いろいろなお店でその違いに注目しながら食べます!
旅行に来たら食べたいと思っても、一体何を食べたらいいのか迷う事もあると思います。
旅行の前にでもどの麺が好みかお試しをすると、迷わずに食べられますね。
そして、今年も暮れに近づいていますね。
私は今年も年越し沖縄そばを食べますが、皆さんも今年は是非!お家で年越し沖縄そばにしてみてはいかがでしょうか。
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