【感動!沖縄の海は夏だけじゃない】巨大な海の友達に出会うホエールウォッチング

沖縄の海といえば、夏のレジャーが思い浮かびますね!
沖縄の冬はもう海で楽しめないなんて思っていませんか?
それは間違いです!沖縄の冬にしか楽しめないレジャーがあるんです。
今回は沖縄の冬に見どころを迎えるホエールウォッチングについて紹介します。
これをキッカケに沖縄の"冬の海"を楽しんでいただけたら嬉しいです。
1.ホエールウォッチングの魅力

ホエールウォッチングとは
ホエールウォッチングとは、最大級の哺乳類であるクジラを間近な距離で観察できるアクティビティです。
冬が訪れる12月下旬~4月上旬の期間限定で楽しめます。
巨大なクジラの迫力と、目の前で見ることができた時の感動 は忘れられない思い出になります。
そして、ホエールウォッチングは環境教育としても重要な役割を持ちます。
大海原を優雅に泳ぐクジラの姿は雄大な景色で、その自然保護の意識を高める活動でもあります。
沖縄で見られるのはどんなクジラ?
国内でクジラが見られるのは沖縄だけでは無いんです。
北海道の知床や網走では4月から9月にかけてマッコウクジラをはじめ、ツチクジラやミンククジラ、シャチ等が見られる様です。
和歌山県の潮岬は、春から秋にかけ黒潮に乗って北上するクジラ等を見ることができるポイントです。
4月~6月にかけてはマッコウクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラ、シャチなどの大型種が見られ、秋にはコマッコウ、ゴンドウ、バンドウなど小型のイルカが見られるそうです。
春から秋にかけてなので観察のしやすそうな季節で、長く多種多様な生物を見られるんですね。
また、沖縄と似た気候の東京都小笠原諸島でも2~4月にザトウクジラが見られ、陸上からも観察ができるようです。
沖縄で見られるクジラも同じザトウクジラです。
その遭遇率はなんと98%!
なかでも「クジラにやさしいウォッチング」という理念を掲げ、自主ルールを設けてザトウクジラを見守る慶良間諸島の座間味島では、より高い確率でクジラを観察できます。
2.クジラの生態を知ろう
クジラはどうして沖縄近海にやってくるの?どれくらいの大きさなの?クジラの歌ってなに?
クジラの生態について、少し知ってホエールウォッチングをより楽しみましょう。
クジラの豆知識
シベリア海域に生息するクジラは12月下旬から4月上旬の間、出産と子育てをするために暖かい沖縄近海の海へやって来ます。
仲良く泳ぐ親子クジラや寄り添う夫婦クジラなど、繁殖シーズンならではの光景に出会うことも珍しくありません。
ザトウクジラの平均体長は13~15m体重は約30tを超える巨体で、5mにもなる長い胸ビレ、扇のような尾ビレが特徴です 。
生まれたばかりの赤ちゃんクジラでさえ、体長は4~5m、体重は1.5tほどにもなるというから驚きですね。
春になるとまたシベリア海域の冷たい海に餌を求めて旅立ちます。
その移動距離は数千キロと言われています。
ザトウクジラは歌を歌うクジラとしても知られています。
このソングはオスだけが奏で、交尾や出産、子育てが行われる暖かい海でしか聞くことができないため、メスへの求愛の歌ではないかと言われています。
観察できるクジラの行動
ザトウクジラはクジラの種類のなかで好奇心が強く、感情豊かとされ様々なパフォーマンスを見せてれます。
クジラが水面で行う行動には意味があり、それぞれの行動に名前があります。その一部を紹介します。
・ブロウ
呼吸をするために水面に浮上して息を吐く潮吹のこと。
私たちがホエールウォッチングの際、クジラの姿を観察できるのは、主にクジラが呼吸のために水面に現れた時です。
ホエールウォッチングの際、クジラを探す時にこの潮吹きを探します。
だいたい15~40秒の間に3~4回呼吸して再び潜り、一度潜ると5~15分は潜りつづけます。
沖縄では西海岸でこのブロウを陸上からでも見ることができます。
陸地から肉眼だと、横浜アリーナの一番後ろの席から見るアイドルの姿ほどの大きさですが・・・間近だと高さ3~5メートルにもなります。
・ペダンクルアーチ
ブロウを繰り返した後、水面に戻る際に身体を弧状(アーチ型)にすることです。
クジラの背びれをはっきり見る事ができ、ホエールウォッチングではよく見られる行動の1つです。
・フルークアップ/フルークダウン
息継ぎを終え深く潜るときに尾びれを水面上に持ち上げ、海に潜る時の動作。
裏側が見えた場合はフルークアップ、見えない場合をフルークダウンといいます。
尾びれの裏側の模様は個体によって違うので、個体識別にも役立っています。
・テールスラップ
尾びれを空中高く持ち上げ、まっすぐに振り下ろして水面を勢いよく叩きつける動作。
大きな音と水しぶきを上げる攻撃的な行動で、自分の居場所を知らせ、他のクジラを威嚇する行動だと言われています。
大きな尾びれで何度も繰り返すこともあり、まるで手招きをしているようにも見えます。
・ヘッドスラップ
クジラの上半身を水面上に垂直に飛びだし、あごから倒れこむように水面に叩きつける動作。
大人のクジラが豪快に頭を叩きつけると、凄まじい水しぶきが上がるダイナミックな行動です。
自分の力の誇示や、ほかのクジラに対する威嚇行動だと言われています。
まるで潜水艦が急浮上していきたかのような大迫力に絶叫もんです!!
・スパイホップ
垂直に上半身を持ち上げて、海面から顔だけ出す動作。
海から顔を突き出し、あたりを眺め、体を回転させながらゆっくり沈みます。
周囲の陸地を確認し、泳ぐ方向を決める為の行動と言われ、このことからザトウクジラは海上でもある程度視力があるとされています。
ボートがクジラに接近したときにもこの行動をすることがあり、こちらをうかがっているかのようです。
もしかするとかわいい目と合うかもしれません。
・ペックスラップ
横向きになり、胸びれで水面を叩く動作。仰向けになり両胸びれで交互に水面を叩くこともあります。
リラックスしている時や機嫌が良い時に見せる行動ですが、威嚇の場合にも用いられる様です。
ザトウクジラの胸びれは全体の3分の1もあるので、近くで見ると結構な衝撃ですが、子供のクジラはまるで遊んでいるかのようです。
ホエールウォッチングの終盤に行われると、まるで「さよなら」をしているようなアクションなんです。
・ブリーチング
クジラの大ジャンプ!ホエールウォッチングの中でも最もダイナミックなパフォーマンス
体を水面に持ち上げ、胸ビレを側面に突き出して空中で回転し、背中から海中にダイブします。
大きな音と水しぶきを上げるので、見られたらアドレナリン全開ですが・・・見られる確率は20%!かなりレアです。
体についた魚やゴミを落としたい時に行うと言われています。
3.沖縄のホエールウォッチングを楽しもう
ホエールウォッチングを最大限に楽しむには、準備が不可欠!
服装や持ち物をしっかり確認し、観察のための注意点と良い体験のためのコツをまとめました。
観察の準備とポイント
まず、服装ですが沖縄県とはいえ冬は寒く、海上は冷たい風が吹きます。
防寒対策にダウンなどの上着を用意しましょう。
また、水しぶきを浴びてしまうことがあるのでレインコートがあるとベスト!
対策は防寒だけではありません、冬でも沖縄の日差しは強力です。
紫外線から守るため帽子やサングラス、日焼け止めでこちらもしっかり対策しておきましょう。
足元は船が揺れることもあるので動きやすく、滑り止めのあるスニーカーがおススメ。
サンダルや島ぞうりでは危険ですよ~
また、小型の船は初めて乗ると想像よりはるかに揺れます。
3~4時間は乗るので乗船時間の30分前には酔い止めをのんでおきましょう。
また、酔わない対策としてブローや水しぶきを探しながら遠くを見たり、ガム・飴を口にしておくといいですよ。
しっかり寝て、万全な体調にすることも忘れずに!そして、もしもの時のエチケット袋を用意すると安心です。
クジラを見た時の瞬間をカメラに収めることも忘れてはいけません。
船上では揺れるので、うっかり海に落としたりしないように首にかけられるストラップを付けておきましょう。
また、水しぶき対策に防水ケースも必須!せっかく収めたデータが消えてしまいますよ~
クジラに優しいウォッチングのために

ホエールウォッチングで使用される船や人間の活動は、クジラやその他の海洋生物に影響を与える可能性があるため、自然環境を守るためのマナーも知っておく必要があります。
自主ルールを制定している一般社団法人座間味村ホエールウォッチング協会はクジラにも環境にも優しいホエールウォッチングを心がけています。
生まれてまもない赤ちゃんクジラは、泳ぎも息つぎもおぼつかなく、体力もありません。
授乳や休息時間を邪魔しないよう、ウォッチングは極力避けるようにしているそうです。
他にクジラが見つからなくて、やむを得ずウォッチングする場合には、短時間でそっと見せてもらうようにしているとの事です。
その独自に制定した自主ルールと、禁止事項を一部抜粋します。
・船の方からクジラの100m以内には近づかない。クジラから近づいてきた場合には停船する。
・海中でのウォッチングをしてはならない。
・ 1 群の鯨に対してウォッチングボートは 2 時間を越えてはならない。
・親子クジラのウォッチングは全体で1時間以内とする。
・海中に鯨類の鳴音及び類似音を発してはならない。
そして、自然環境への配慮も忘れず、当たり前ですがゴミを海へ捨ててはいけません。
いつまでもこの海へクジラが帰ってきてくれるように美しい海を守り、安心して繁殖活動ができる故郷の海であり続けることが大事なんですね。
そのことを理解し環境保護と観察マナーを守りながら、ホエールウォッチングを楽しみましょう。
4.さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました!
クジラが見せるダイナミックなパフォーマンスを間近で見ることができるのが、ホエールウォッチングの一番の魅力です。
クジラは大きいからといってすぐに見つかるものではありません。見つかってもすぐに海中へ潜ったりと、一瞬の出来事になるかもしれません。
だからこそ出会えた時の感動は大きく、忘れられない思い出になる事でしょう。
一方でホエールウォッチングを通してクジラの活動を脅かすことなく優しく見守ることで、また安心して戻ってきてもらえるような配慮も必要だとわかりました。
ぜひ、沖縄の"冬の海"を訪れてクジラたちと海を走る心地よい感覚を生で体験してみてください。
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